債務整理の依頼‐秀都司法書士事務所

クレジットカードの利用による借金を債務整理したい時、司法書士に相談できます。

任意整理の手続きなら、裁判所を通さないで、手続きできます。

「そうはいっても、任意整理のことが全く分からないし、任意整理の手続きが成功した後の返済は、どうすればいいのでしょうか？」

そこで、任意整理について、よくある疑問に回答する記事を作成しましたので、ご覧ください。

■債務整理のご相談、ご依頼の際は、司法書士規則により面談が必要です。

■司法書士に依頼できるのは、元金額が一社１４０万円以下に限ります。

（１）どの業者のカードなら債務整理できますか？

大手のクレジットカード会社などは、債務整理できることが多いです。

（２）どの司法書士事務所に行っても債務整理できますか？

①自宅の近くに司法書士事務所があるからといって、その事務所に行っても、「当事務所は債務整理、借金の事務は行っていません。」と言われることが多いでしょう。

②なぜなら、債務整理は、他の司法書士業務（相続による名義変更など）と異なり、法務大臣認定司法書士でないと扱えないのです。

そこで、認定司法書士の資格がない事務所は、債務整理を代行できないのです。

③また、法務大臣認定司法書士でも、実際は、債務整理をやったことがない事務所も多いです。

（３）どこの司法書士事務所に行けば良いですか？

①近くの司法書士事務所へ行くのが一般的です。

②ただし、不動産登記しかやっていない司法書士事務所はダメです。

（４）司法書士に支払う料金は、どの事務所でも同じですか？

①司法書士は事務所ごとに債務整理の料金が違います。

これを司法書士報酬と呼んでいます。。

安すぎる事務所があったら、なぜ、そんなに安いのか聞いてみた方が良いでしょう。

②なぜかというと、中には、事務員が仕事を行っていて、司法書士が関与していないような事務所もあるからです。

（５）司法書士に支払う料金は、一括払いですか？

なかには、分割払いに対応してくれる司法書士事務所もあります。

希望するときは、さがしてみると良いでしょう。

（６）カード会社等に支払う分割返済は何回くらいまで、できますか？

いままでに、あなたが、どのような返済をしていたかによります。

あなたが、何年間、きちんと返済していたかによります。

滞納している人や、遅れがちだった人は、信用されにくいです。

人によって、大手の会社でないと、債務整理できないこともあります。

中小や零細の消費者金融などは、交渉が難しいこともあります。

あなたの収入額、勤務年数も、相手の審査に影響します。

他の会社からの借金もあるときは、金額を計算して、債権者に伝える必要があります。

家族状況、家賃の金額、家計簿の収支なども、リストを作って、計算しておく必要があります。

人によりますが、最長で、３６回払いにできることがあります。

（７）司法書士に相談、依頼したい場合は、何を持って事務所に行けば良いですか？

次の書類などがそろってから、司法書士事務所へ行きましょう。

①カード

②給料明細３カ月分

③運転免許証、健康保険証などの身分証明書

④印鑑

⑤カード会社などから届いた督促状・通知など

⑥他の会社からの借金の内容をまとめたリスト

（どこから、いつから、いくら借りているのか等をまとめたリスト）

 ⑦家計の収支のリスト（１カ月の平均額）

（８）債務整理すると、それ以後の利息をカットしてくれると聞きましたが、本当ですか？

交渉が成立した場合は、カットできます。

司法書士が交渉して、債務整理が成立した場合には、その後、利息が発生しなくなります。

（９）任意整理が成功した場合は、どんな書類ができますか？

①債権者であるカード会社、クレジット会社などとの間で、債務者が合意した返済内容を記載した書類を作成します。合意書、和解書などと言われる書類です。

②合意書、和解書は、司法書士を通して、カード会社、クレジット会社などとの間で作成して、依頼者にお渡ししています。

（１０）任意整理のメリットは？

①司法書士が債権者に受任通知を発送すると、督促が止まります。

②債権者と司法書士が、話し合いをして、書類のやりとりを行います。

③任意整理なら、裁判所が関与しませんから、家族に内緒で手続きできます。

（１１）任意整理のデメリットは？

①信用情報機関に登録されます。

いわゆるブラックリストと呼ばれるものです。

②任意整理が終了し、分割返済を完了した後、一定期間が経過すれば、信用情報機関の登録が抹消されます。