楽天カード・時効の援用‐秀都司法書士事務所

楽天カードの借金を、5年～10年以上放置していると、消滅時効期間が過ぎて、時効を迎えていることがあります。

裁判をされたことがないときは、最終返済日から5年が消滅時効期間ですが、裁判をされたことがあるときは裁判所の判決等の確定日から10年が消滅時効期間です。

楽天カードから債権譲渡されて、債権譲渡を受けた債権回収会社から督促状が来て、支払いを請求されることもあります。

債権回収会社へ債権譲渡された日から5年が経過していなくても、楽天カードの最終返済日や判決の確定日から5年～10年が経過していれば、時効の援用ができます。

時効を迎えているときは、時効援用することにより、楽天カードの借金の支払い義務がなくなります。

楽天カードの借金を放置しているだけでは、5年や10年が経過しても、時効にはなりません。

借金の督促を放置していても、自動的に、楽天カードの借金が時効になるわけではありません。

時効援用の方法は、時効の援用通知を、内容証明郵便で送付して行います。

自分で時効の援用できないときは、放置しないで、債権者に連絡する前に、弁護士・司法書士に、時効の援用を依頼すると良いでしょう。

■5年～10年放置した借金の時効の援用は、秀都司法書士事務所（東京・江戸川区）

■５年以上滞納している借金の時効の援用は、秀都司法書士事務所に依頼してください。

■楽天カードの昔の借金、時効の援用の相談、ご依頼の際は、司法書士規則により、司法書士事務所で、司法書士と面談が必要です。

１　楽天カードの時効の援用の方法

楽天カードの時効の援用の方法は、内容証明郵便でやることが要求されるわけではありません。

ですが、いつ、楽天カードの借金について時効の援用をしたかということは、時効を成立させるうえでとても大切です。

そこで、楽天カードの時効の援用の方法は、時効援用した証拠が残るようにするため、内容証明郵便で送付して、配達証明書付きにすることをおすすめします。 

１　楽天カードの時効援用の内容証明郵便の書き方

内容証明を書くときは、たてがき、横書き、どちらでもかまいません。

数字や金額を書く時は、横書きの方が書きやすいでしょう。

内容証明は、手書きでもかまいません。

ですが、文字、数字、金額が読みやすいように、パソコンで作成した方がいいでしょう。

内容証明に書ける文字数は、決まっています。

たてがきのときは、１行２０文字以内、１枚２６行以内が普通の書き方です。

横書きのときは、１行２６文字以内、１枚２０行以内で書きます。

句読点も１文字として数えます。 

１　楽天カードの借金の時効の援用の内容証明郵便の出し方

①内容証明郵便は、３通作成します。

・１通は、差出人が保管します。

・１通は、郵便局が保管します。

・１通は、相手に郵送されます。

②債権者に郵送するための封筒を作成します。

③内容証明郵便を出せる郵便局は決まっています。

どこの郵便局に行っても、内容証明郵便を出せるわけではありません。

④内容証明郵便、封筒、印鑑、郵便局の手数料を用意して、郵便局に行きます。 

１　楽天カードの時効援用と裁判

楽天カードに裁判を起こされた場合でも、その後、10年経過すれば、時効の援用ができます。

現在、裁判を起こされている場合は、裁判所に提出する答弁書で、時効の援用することができます。

債権回収会社は、時効になっている場合でも、請求してきます。

１　楽天カードの時効の援用 行政書士

楽天カードの時効の援用を行政書士に頼んだ場合、行政書士がしてくれるのは、時効の援用の内容証明郵便の作成（代書）だけです。

行政書士に依頼しても、楽天カードの債務整理の手続きを受任できないので、本人への督促は止まりません。

行政書士は、司法書士と違って、楽天カードの時効援用の手続きの代理人になれませんから、楽天カードに連絡をとることができません。

そこで、行政書士に、楽天カードの時効援用を依頼する場合は、このようなデメリットを知ったうえで、時効の援用を頼むことをおすすめします。

１　楽天カードの時効の援用の費用

楽天カードの時効の援用には、内容証明郵便の費用がかかります。

楽天カードの時効の援用を自分でできないときは、専門家に依頼することができます。

楽天カードの時効の援用は、行政書士、司法書士、弁護士に依頼することができます。

行政書士は、内容証明郵便を書くことしか出来ません。

司法書士は、時効援用の代理人になれるので、内容証明郵便の作成、送付、楽天カードの借金を請求してきた債権回収会社への連絡代理もできます。

元金140万円以下なら、司法書士は、弁護士と同様に時効の援用の代理人になって、内容証明郵便を書いて、楽天カードの借金の時効の援用をしてくれます。

当司法書士事務所は、楽天カードの時効援用の内容証明郵便の費用の分割払い可です。

当司法書士事務所は、楽天カードの時効援用の成功報酬が無料なので、弁護士でなく、司法書士でも代理できるケースは、当司法書士事務所にご相談ください。

・行政書士の内容証明郵便の費用の相場・・・10000円～30000円（税別）

・司法書士の内容証明郵便の費用の相場・・・35000円～45000円（税別）

・弁護士の内容証明郵便の費用の相場・・・事務所ごとに異なるようです。

自分で、楽天カードの時効の援用の内容証明郵便を作成するときは、内容証明郵便の要件、時効の援用の要件を満たすように、注意して行うことをおすすめします。

１　楽天カードへの時効援用後

時効の援用の内容証明を送付して、その後、楽天カードの借金を請求してきた債権回収会社から連絡が来ない場合は、借金の時効の援用が成功したケースがほとんどです。

時効が成立していない場合は、時効の援用の内容証明を送付すると、その後、楽天カードの借金を請求してきた債権回収会社から連絡が来て、裁判などの時効中断事由がある旨を告げられます。

楽天カードの借金を請求してきた債権回収会社に、借金の時効援用をすると、その後、督促状は来なくなります。

時効の援用をすると、電話で督促されることもなくなります。

１　楽天カードの借金の時効援用の成功例

時効の援用の条件を満たしていれば、楽天カードの時効が成立し、時効の援用は成功します。

・最後に返済してから5年以上支払ってない。

・借金の裁判から10年以上支払ってない。

・債務の承認をしていない。

・時効の援用の通知を内容証明郵便で送った。

・相手から時効中断事由がある旨の反論がない。

１　楽天カードの借金の時効援用の失敗例

時効の援用の条件を満たしていないと、楽天カードの時効が成立しないで、時効援用は失敗します。

・最後に返済してから5年経過していない。

・裁判から10年経過していない。

・債務の承認をしてから5年経過していない。

・時効の援用の通知を送ったが、内容証明郵便の書き方が正しくない。

・債権者から時効中断事由がある旨の反論があった。

■秀都司法書士事務所（東京 江戸川区）

時効援用できる借金の条件とは

①最後に支払ってから５年以上がたっている借金

②裁判所から通知（支払督促・訴状）が届いて支払督促・判決が出てから、１０年以上がたっている借金

③消滅時効期間中に、支払い猶予の申出、借金の一部返済などの債務承認をしていないこと

④楽天カードの督促状が届いて、あわててしまって、債権回収会社に電話して返済の話をした後、司法書士に相談しても、もう時効援用できません。

時効援用したいときは、債務承認をしないように注意しましょう。